新緑の安曇野です。
子どもの頃に登った唐松岳。そして、白馬への家族旅行。いずれも安曇野は通り過ぎただけなので、車窓からの景色以外の記憶は残っていません。その記憶も本物なのか、テレビや写真で見たものにすり替わっているのか…。
先週末、松本に用事があり、前乗りで安曇野に向かいました。
7時ちょうどの「スーパーあずさ1号」。
八王子からは乗車率150%。松本に帰省する隣の席の人曰く「お盆や正月以外でこんなに混んでいるのははじめて」。乗客はハイカーが多く、その熱気に感化され、こちらもソワソワしてきます。
寝ていこうと思っていましたが、雪を被った富士山の出現で、小学生のようにガラスにへばりついてしまいます。
富士山を過ぎたら次は南アルプスです。新緑の遠く奥に残雪の山々…。ワクワク度は150%。初夏の中央線下りは左側座席が正解かもしれません。
あっという間の2時間半で松本駅に到着です。
松本で大糸線に乗り換え。しばらくして左前方に現れる北アルプスです。旅といえばクルマという時期もありましたが、電車は自由で楽しい! 車窓からの眺めだけでもお腹いっぱいです。
下車駅は安曇沓掛。無人駅です。
ここでカワセミを組み立て。
まず訪れたのは国営アルプスあずみの公園。国営のマウンテンバイクパークということで気になっていましたが、東京からは遠い…。良い機会なので、この安曇野旅行に合わせて立ち寄りました。
MTBたのしー! おそらく上級者には物足りないと思いますが、トレイルを走るのが2度目の私にとっては純粋に走りを楽しめるコースでした。ただ、決められたコースを走るというのは、MTBの楽しさの半分しか味わえていないのでは、と感じてしまいます。スポーツ、冒険の欲求と自然の保護、難しい問題が残されていると感じざるを得ません。
今回はMTBパークしか寄らなかったのですが、広大でさまざまな施設のあるこの公園、後ろ髪を引かれつつ後にします。猿のお見送り!
次に目指すは大王わさび農場。
アートラインを行けば早く着きそうだけど、急ぐ旅ではないので川沿いを走ることに。北アルプスの山々からの雪解け水が作り出す川の水は青く美しく、川底までくっきりと見える清らかさです。
田植え直後でキラキラ光る田んぼの間、あぜ道、農道をスイーっと進みます。草木も生き生きとして優しく、良い感じです。こちらの道を選んで正解!
お腹が空いてきてお店を探してウロウロ。そんな最中に出くわした神社。立派な巨木の下で一休み。後で調べたら大和田神社という古い社でした。
なかなかお昼にありつけずさまようこと30分。たどり着いた蕎麦屋は、ランチタイムをかなり過ぎていたからか意外と空いている。不安がよぎりましたが、美味しかったです。翌日食べた蕎麦もそうでしたが、この辺のはコシがしっかりしているのかな? 蕎麦を食べている感が強く好みでした。
大王わさび農場に行く道すがら、別の美しいわさび田を発見。穂高川の土手にある早春賦の歌碑の側です。こんな場所に寄れるのが自転車旅の良いところ。
スケールが大きく整備された大王わさび農場。とても美しいのですが、少々人が多かったため、残念ながらテンションは上がりません。
時間も経ってきたので、松本までちょっとペースアップ。犀川、奈良井川沿いを緩やかに上っていきます。
松本にある古い友人のお店に立ち寄り、安曇野自転車旅は終了です。
走行距離:約50km
上りは公園までの数キロだけ。ほとんどが追い風だったため、普段めったに使わないトップギアで走ることも多くとても快調。トレールを走った後だからバランス感覚が向上していたのか? 砂利道やあぜ道も無難に乗りこなせました。
とても綺麗な自転車ですね。
数台の小径車を乗り継ぎ、今はプロンプトンで毎日の通勤に使っていますが、使えないギア比と重量が欠点の為、6速を2速、フロントを60Tに変え、軽量パーツを投入、しかしながら11キロ半ばと、今時の小径車に比べて重たい上に走行性能はイマイチ、そろそろ乗り換えを考えてる時にカワセミの存在をしり、思わずこれだ!とテンションが上がりました。モニター販売があれば是非とも購入したいと思います。
返信が遅くなりましてすみません。
ご興味を持っていただき、本当にありがとうございます。
残念ながら、まだモニター販売についての内容は決まっておりません。
お持ちいただいているイメージのような条件になるかもわかりませんので、軽い気持ちで期待せずお待ちいただけると幸いです。
このモニター販売の件もそうなのですが、LIFE-Bのインタビュー記事の内容で問い合わせが少し入っております。このサイトでも、もう少し詳しい紹介をできたらと考えております。こちらもいましばらくお待ちいただけると嬉しいです。